セカンドステージ・第4節 グループB マッチサマリー(リコー 19-24 近鉄)
セカンドステージ・第4節 グループB セカンドステージ第3節を終わってリコーは勝点12、近鉄は勝点13と両チーム共にワイルドカードトーナメント進出のためには負けられない試合。 先制したのは近鉄。リコーのスクラムをターンオーバーして9番 金がゴール前まで攻め込むと、ラックを連取して8番 佐藤がサイドを突きトライ。10番 重光のゴールも決まり0-7とリード。8分にも重光がPGを決め0-10とリードを広げた。 後半の先制はリコー。11分、効果的キックチェイスからチャンスを作り、ゴール前スクラムから8番 ボークがトライ。10番 河野のゴールも決まって16-17と1点差に詰め寄る。 お互いミスが多かったが、勝敗を分けたポイントはゴール前に入った場面でのプレーの精度。近鉄FWのブレイクダウンでの前進力、サポート力が光った。ディフェンスでも前に出る粘り強いタックルでリコーの攻撃を寸断した。その中心はマン・オブ・ザ・マッチに輝いた近鉄4番 トンプソン ルーク。 一方、リコーは敵陣に攻め込んだ時のミスが響いた。PGの失敗、アクシデンタルオフサイドなどチャンスを生かせなかった。 これで近鉄は勝点17でBグループ3位に浮上。 ● 記者会見ダイジェスト ●
リコーブラックラムズ 神鳥裕之監督(左)、小松大祐キャプテン 神鳥裕之監督 「(19-35で敗れたファーストステージでの対戦の)リベンジをしたかったが、前半からリードを許してしまった。こちらの波に乗れなかった。(7点差以内の敗戦の)ボーナスポイント『1』を取れたことが収穫だった」 ──ファーストステージとセカンドステージの違いは? 「展開が多かったのがファーストステージで、セカンドステージは接点の争いだと思う」 小松大祐キャプテン 「前半のタックルミスが響いてしまった。次節(2014年1月5日の九州電力戦)は頑張る」 近鉄ライナーズ 前田隆介監督(右)、森田尚希ゲームキャプテン 前田隆介監督 「勝負所でミスが多く、トライを取りきれなかった」 ──セカンドステージで変えたところは? 「特にないが、個々のディフェンスの徹底を図った」 森田尚希ゲームキャプテン 「ミスを少なくする事が、今後の課題になる」 この日、リコーブラックラムズの滝澤佳之選手が、リーグ戦100試合出場を達成
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