2節 マッチサマリー(ヤマハ 30-10 近鉄)

ヤマハ 30-10 近鉄   ヤマハ 30-10 近鉄
3時だよ全員集合!体感タグラグビー スクール交流ゲーム
ヤマハ発動機ジュビロ 30-10 近鉄ライナーズ
【week2/2010年9月11日(土) at 三重・鈴鹿スポーツガーデン】

開幕節でともに勝利を挙げ、連勝を狙うヤマハ発動機ジュビロと近鉄ライナーズのゲームが三重県営鈴鹿スポーツガーデンで行われた。
前半8分に近鉄がオフサイド、ヤマハFB五郎丸がPGを決めて3点を先制する。11分には近鉄のノックオンしたボールをヤマハSOマレ・サウが拾い、60mを走り切りトライ、コンバージョンも決まり10対0とリードを広げる。
14分には近鉄が反撃、CTBリコ・ギアがラインブレイクし、CTBイエロメ、SH金とつなぎトライ、コンバージョンも成功して10対7とする。19分にはHL付近中央で近鉄がオフサイド、ヤマハFB五郎丸がPGを決め13対7とする。近鉄は28分にゴール前スクラムから8-9でトライを狙うもノックオン、チャンスを活かすことができなかった。前半終了間際に敵陣10mでヤマハがペナルティ、近鉄SO重光がPGを決め13対10で前半を終了する。近鉄CTBリコ・ギアのラインブレイク、ヤマハFB五郎丸の効果的なキックが目立つ前半であった。

後半4分、スクラムでフリーキックを得たヤマハは、SH矢富がクイックリスタート、近鉄のオフサイドを誘う。ヤマハFB五郎丸がPGを決め16対10。ウォーターブレイク後、近鉄は敵陣22mでラインアウト。連続攻撃をするもハンドリングエラーによってチャンスをつぶした。逆に25分にはヤマハFB五郎丸がラインの裏にショートパント。そのボールを自らキャッチし、トライ。コンバージョンも決めて23対10とリードを広げる。近鉄はトライを狙い、積極的に攻撃を仕掛ける。しかし終了間際に近鉄ボールをヤマハWTB徐が奪い、80mを独走してトライをあげた。コンバージョンも成功し、30対10でノーサイドとなった。なお、このゲームのマン・オブ・ザ・マッチにはヤマハの五郎丸が選ばれた。(後藤 樹雄)

ヤマハ 30-10 近鉄   ヤマハ 30-10 近鉄
選手入場 スクラムからのパスアウトする金選手
会見ダイジェスト
近鉄ライナーズ
スローン ヘッドコーチ(右)、トンプソン キャプテン
スローン ヘッドコーチ(右)、トンプソン キャプテン


◎近鉄ライナーズ
○ピーター・スローン ヘッドコーチ
「残念な結果だった。ミスが多かった。ハーフタイムでミスの修正を図った。後半は中央で当たり、外で勝負しようとしたがうまくいかなかった。相手の効果的なキックもあり、うまくプレーすることができなかった」

○トンプソン ルーク キャプテン
「ミスが多くて勝利を挙げることができなかった。ヤマハのディフェンスはとてもよかった」

──対ヤマハ、テーマは?
○スローン ヘッドコーチ
「2連勝、いいラグビーをするのがテーマだった。しっかりとしたストラクチャーをもってゲームをしたかった。スタートはよかった。もっと我慢すべきだった。ヤマハのディフェンスはよかった」

ヤマハ 30-10 近鉄   ヤマハ 30-10 近鉄
オフロードパスをする徐選手 マンオブザマッチ五郎丸選手
ヤマハ発動機ジュビロ
堀川監督(右)、串田主将
堀川監督(右)、串田主将


◎ヤマハ発動機ジュビロ
○堀川隆延監督
「磐田から多くのファンに応援に来ていただき、感謝している。アクションスピードで近鉄を上回るというのをキーワードとして試合に臨んだ。すべての局面で80分間ゲームを支配することができた。キャプテン、バイスキャプテンなどのリーダーを中心に選手が100パーセント力を出し続けてくれた。次の三洋戦にチャレンジしたい。今日のゲームの出来には満足している」

○串田義和主将
「近鉄とはタフなゲームになると思っていた。しんどい中でプレーした。ゲームの中でアクションスピードを修正できて自信を持てた。次の三洋戦は胸を借りるつもりでぶつかりたい」

──1節と比べてスクラムが安定したが?
○堀川監督
「レフリーのコールに合わせることを確認した。フロントローに厳しい数字を示し、セットプレーの重要性を再認識させた」
○串田主将
「スクラムでプレッシャーがかかるのはチームにとってマイナス。フロントローが責任を感じて、修正することができた」

ヤマハ 30-10 近鉄
チアリーダー

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