「ミニ・ラグビーフレンドリーマッチ」マッチリポート


「トップリーグFORALL ミニ・ラグビーフレンドリーマッチ」が開催されました!
春を思わせる好天・快晴の下、1月31日(日)、ラグビーの聖地・秩父宮ラグビー場において、今年より、ジャパンラグビートップリーグ加盟チームの全面的な支援を受け、小学生高学年を対象とした交流大会が、名前も新たに「トップリーグFORALL ミニ・ラグビーフレンドリーマッチ」として開催されました。

代表者会議

このフレンドリーマッチは、昨年同様、関東協会・関西協会・九州協会の3地域・ブロックにおいて開催された「ラグビーマガジンカップ・ミニラグビー交流大会」の結果等を参考に主催者より推薦された、関東ブロック推薦・世田谷区ラグビースクール(東京都)、関西ブロック推薦・吹田ラグビースクール(大阪府)、九州ブロック推薦・かしいヤングラガーズ(福岡県)の3チームによるフレンドリーな交流戦として、未来のトップリーガーが、トップリーグのプレーオフトーナメントファイナル戦、昨年と同じ組合せ・戦いとなった、東芝ブレイブルーパス対三洋電機ワイルドナイツ戦の前座として開催されました。

本戦に先立ち前日の夕刻、選手等の宿泊先である「国立青少年オリンピックセンター」において、選手全員+コーチが参加した代表者会議が開催され、水谷・日本協会普及育成担当理事及び武田・日本協会普及育成委員長の歓迎・激励の挨拶に加え、競技に関する諸注意、試合の組合せ抽選及び試合ジャージの確認等が行われ、緊張の面持ちで参加した小学校高学年の選手達は皆、代表者会議の終了までの間、友達との私語を慎み、規律正しい態度と真剣な眼差しで聴き入る姿が、今時の子供とは思えない好印象に感じられました。

ラグビーシーズンも終盤に差し掛かり、若干荒れてはいるもののラグビープレーヤー憧れの秩父宮のピッチに飛び出した子供達は、その芝の感触を踏み確かめ、物怖じせず元気ハツラツの好ゲームを展開しておりました。

小学校高学年(5・6年生)のミニラグビーは、FWの2列・3列目とFBを外した1チーム9名による編成で、本フレンドリーマッチは参加3チームの総当りによる試合形式で行われ、全ての試合において手に汗握る熱戦が展開されました。また、スタンドからは父兄・関係者等の熱心な大声援が送られる等観戦する者全てに感動を与えておりました。

参加3チームの総当りによる試合結果は点差として現われてはおりましたが、3チーム共に基本に忠実なプレーが随所に見られ、ボールは両手でしっかりと持ち、相手へのタックルは下に入る等、指導者・コーチ等普段からの指導の成果が発揮されており、特に吹田ラグビースクールが、若干他の2チームに勝っていた様に見受けられました。

JKと一緒に

女子選手たち

終了後の表彰式では、敢闘した3チームに対して、和田・日本協会副会長から温かい祝福・労いの言葉と表彰状が授与され、また、昨年同様「グロブラー南アフリカ大使」から各チームに記念品が贈呈されました。
表彰式終了後、秩父宮ラグビー場内のジャパンクラブで開催されたアフターマッチファンクションでは、各チームのキャプテンから試合等の感想・抱負が語られ、子供達にとって一生の思い出となるフレンドリーマッチの幕が下ろされました。

最後に、子供達に対してラグビースクールと言う限られた場・時間の中で、ラグビーのスキルはもとより心身の健全な成長・育成等に携っている、ラグビースクールの指導者・コーチ等のご努力・ご苦労に対して敬意を表し、報告の結びといたします。

報告:佐々木文昭(日本協会普及育成委員会)

試合結果

かしいヤングラガーズ 25対0 世田谷区ラグビースクール
世田谷区ラグビースクール 5対30 吹田ラグビースクール
かしいヤングラガーズ 15対15 吹田ラグビースクール

世田谷区ラグビースクール   吹田ラグビースクール   かしいヤングラガーズ
世田谷区ラグビースクール 吹田ラグビースクール かしいヤングラガーズ

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