■神戸製鋼コベルコスティーラーズ 対 コカ・コーラウエストレッドスパークス
東京・秩父宮(1月23日)
神戸製鋼コベルコスティーラーズは、FL伊藤(剛)、SH苑田、CTB元木らのベテランに加え、No.8谷口、SO森田/菊池、CTB今村らの若手が上手く融合している印象がある。結果的にはリーグ戦5位という結果に終わったが、攻撃的なラグビーは健在、この試合を制し一気に日本選手権で上位陣にリベンジを果たしたい。
対するコカ・コーラウエストレッドスパークスは、リーグ戦で敗れたヤマハ発動機にリベンジを果たして勝ち上がってきた。同じく神戸製鋼にはリーグ戦で大敗しているだけに、借りは返したいところ。セミファイナルで見せたグラウンドを大きく使ったコカ・コーラウエストらしいラグビーが展開できれば十分に勝機はある。セットプレー、ブレイクダウンの局面で優位に立ちたい。
■クボタスピアーズ 対 NECグリーンロケッツ
東京・秩父宮(1月23日)
後半戦に苦しい戦いが続き6位でリーグ戦を終えたクボタスピアーズだが、戦略・戦術はチームに浸透している。SOドゥラームを軸に、CTBオツコロ、FL龍シオアペラトゥーらを上手く使って試合を優位に進めたい。ヒッキー、ブロードハーストら外国人選手たちの献身的なプレーにも注目したい。
対するNECグリーンロケッツは、今最も勢いのあるチーム。ゲームキャプテンを務めるNo.8ラトゥが闘志溢れるリーダーシップで牽引すれば、SO松尾、CTB/FBロビンスを軸としたBK陣もキレのある動きでチャンスを作り出している。対戦するクボタには開幕戦で敗戦を喫し、不振のきっかけとなってしまっただけにリベンジして日本選手権切符を手にしたい。