ジャパンラグビー トップリーグは、昨シーズンのみの時限措置として、条件なしで認めていた外国籍選手3名の同時出場について、予定通り今シーズンより、下記の「外国籍特別枠選手」の条件を要する規約を、正式導入します。
第35条〔外国籍選手〕 |
1.アジア枠選手1名を除く外国籍選手は、試合へのエントリー人数は制限をしないが、同時出場は3名までとする。 |
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(1) |
同時出場できる3名の内、最低1名は、次の要件のいずれかを満たさなければならない。当該選手を「外国籍特別枠選手(以下「特別枠選手」という)とする。
- 日本代表経験選手
- 日本代表に選ばれる資格を既に有する選手
- 他国の代表歴を有しておらず、今後、日本代表選手としての資格を保有し得る選手
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(2) |
「特別枠選手」は通常の外国籍選手同様、6月末までにJRTLへの選手登録を済ませた選手を対象とし、資格有効期限は、当該年度シーズン終了までする。 |
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(3) |
登録後、当該年度シーズン中に「特別枠選手」としての要件を満たすことができなくなった場合でも、年度内は「特別枠選手」としての選手資格は有効とする。 |
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(4) |
本条の適用は、JRTLのリーグ戦、およびプレーオフトーナメント、日本選手権出場決定トーナメント(ジャパンラグビー トップリーグ ワイルドカードトーナメント)のみとし、その他は、日本協会規約「第12章外国人選手の登録」に準じる。 |
2.アジア圏内において国籍を保有する選手は、6月末までに外国籍選手登録と同時に「アジア枠」選手として登録することが出来る。 |
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(1) |
選手としてアジア枠でフィールドオブプレーに入れる選手は1名を限度とする。 |
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(2) |
アジア枠選手は、チーム事情により外国籍選手としても試合出場を可能とする。尚、この場合であっても外国籍選手出場枠3名(但し、前項1.(3)を前提とする)、アジア枠選手出場枠1名は変らないものとする。 |
3.外国籍選手で帰化申請の許可を得た者の取り扱い |
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(1) |
帰化申請の許可を得た者の初年度の登録は、6月末までに外国籍選手登録を済ませ、8月末までに帰化申請の「許可」を得た旨の報告を証明書添付の上、日本協会規約に基づき提出しなければならない。 |
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(2) |
8月末までに帰化申請の「許可」を得た者に限り、当年度において日本国籍選手として公式試合の出場を可能とする。
9月以降に帰化申請の「許可」を得た者については、翌年度から日本国籍選手と同様の扱いで公式試合に出場することを認める。 |
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(3) |
6月末の選手登録期限以降、8月末までに帰化申請の「許可」を得た者については、日本国籍追加登録選手3名の枠外での登録とする。 |