2009.01.23 [FRI]
「プレーオフトーナメント マイクロソフトカップ」開催記者会見リポート
マイクロソフトカップ開幕が翌週末に迫った1月21日、東京・青山のベルコモンズにおいて、出場4チームの監督らが出席して記者会見が行われました。その模様をお伝えします。マイクロソフトカップは、トップリーグの上位4チームが、真のチャンピオンを決するべく戦うプレーオフ。セミファイナル(準決勝)が2月1日(日)、東京の秩父宮ラグビー場と大阪の近鉄花園ラグビー場で、決戦のファイナル(決勝)が2月8日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で開催されます。
なお、マイクロソフトカップの組合せについてはこちらを、チケットについてはこちらをご覧ください。またこの大会では、テレビマッチオフィシャルが初めて導入されます。ご注目ください。 ジャパンラグビー トップリーグ2008-2009「プレーオフトーナメント マイクロソフトカップ」開催記者会見リポート ◎真下 昇・ジャパンラグビー トップリーグチェアマン
昨年・一昨年と、このマイクロソフトカップは緊迫した試合ばかりで、ファンの方からも高い評価をいただいております。トップリーグの真のチャンピオンを決する、トーナメントの一発勝負、中身の濃い戦いを期待しています。 また、マイクロソフト株式会社様には、たいへんなご支援をいただいており、今回も『マイクロソフトカップ ミニ・ラグビー交流大会』が、2月8日のマイクロソフトカップ ファイナルの前座試合として実施されます。小学生によるミニラグビーの試合、こちらもぜひお楽しみください」 ◎ 冨沢高明・マイクロソフト株式会社 業務執行役員 社長室室長
ファンの皆さまには、決勝当日、少し前に会場にいらしていただいて、将来のジャパンラグビーを担う、子どもたちの活躍をご覧いただければと考えております。 今年のトップリーグは、マイクロソフトカップに進む上位4チームが、最後になるまで確定しませんでした。それだけドキドキする展開だったわけで、たいへん楽しめたリーグ戦でした。2月1日にいよいよ開催されるわけですが、去年同様たくさんの方々に来ていただければと思います。満員の観客の前で、選手の方々がモチベーションにあふれたプレーをする、それが結果的にいいプレーにつながる、そしてそこから新しい感動が生まれる、そういったサイクルができるのではないかと思うからです。 最後になりますが、ファンの皆さまと、試合会場でお会いしたい、感動を分かち合いたいと、お祈りしております。ありがとうございました」 出場4チームの監督による抱負
メディアの方からの質問に答えて ──お客さんに来てもらえる、チームのセールスポイントは? ◎東芝ブレイブルーパス 和田賢一監督代行 「(ラグビーは)ルールのある格闘技ですから、私たちの強みである"接点"を全面的に出しながらボールを動かす、ダイナミックにボールを動かすラグビーをしたいと思っています。そこに注目していただきたいと」 ◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ 平尾誠二GM兼総監督 「なんか、分かんないですねー(笑)。始まってみないと。ただ、対東芝ということで"おしん"みたいなラグビーかな、という気はします。じっくり粘って、少ないチャンスをものにする、こういうラグビーかなという気がします」 ◎三洋電機ワイルドナイツ 飯島均監督 「先日の東芝さんとの試合では接点で負けていましたので、その部分で勝つラグビーができればと考えています」 ◎サントリーサンゴリアス 清宮克幸監督 「相手が三洋さんなので、強みであるセットプレーにこだわらないといけないなと、思っていますね」 ──短期決戦。キーマンは誰でしょうか? ◎東芝ブレイブルーパス 和田賢一監督代行 「ひとりを挙げるのは難しいのですが、やはりキャプテンの廣瀬でしょう。彼がどれだけボールをもてるか、リンクするようなプレーができるか」 ◎神戸製鋼コベルコスティーラーズ 平尾誠二GM兼総監督 「難しいですね、やはりキャプテンの役割が大きいでしょうか。後藤翔太。彼のリーダーとしての手腕に期待しています」 ◎三洋電機ワイルドナイツ 飯島均監督 「(ひとりは)ちょっと思いつかないですね。今年は毎試合、マン・オブ・ザ・マッチも変わっていますし。ひとつ、トニー・ブラウンが戻ってくれば、よりよいラグビーができるかなとは思います」 ◎サントリーサンゴリアス 清宮克幸監督 「ライアン・ニコラス、ですかね」
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