2008.10.12 [SUN] 協会リリース Twitter Facebook Google+ LINE 4節 マッチリポート(三洋電機 65-8 九州電力) 三洋電機ワイルドナイツ 65-8 九州電力キューデンヴォルテクス (week4/2008年10月11日 at埼玉・熊谷ラグビー場) 午前中の天気の悪さが嘘のように晴れ、熊谷ラグビー場に陽がさしてきた頃に三洋電機ワイルドナイツ対九州電力キューデンヴォルテクス戦がキックオフ。観客席には、ラグビースクールの子供たちや高校生など、日本トップクラスのラグビーを楽しみに多くの観客の皆さんが集まってくださった。 熊谷ラグビー場での第1戦は、トップリーグ開幕後、3連勝と今シーズンも好調を維持する三洋電機と、善戦するも3連敗と白星のない九州電力との対戦。 昨年度日本選手権優勝の三洋電機に九州電力がどこまで食い下がるかに注目が集まるゲームとなった。 ゲームはキックオフ直後よりゲームを支配し続けた三洋電機の一方的な展開に。前半12分の三洋電機の初トライまでは防戦一方ながら、なかなか突破を許さず、定評ある粘り強いディフェンスを見せていた九州電力は、いいゲームを見せてくれるかと期待を抱かせたが、三洋電機SOトニー・ブラウンのコントロール抜群のキックを中心とした絶妙のゲームメイクとNO8ホラニ龍コリニアシを中心とした個々の突破力の前に、次々とトライを献上する結果となった。 九州電力にほとんど攻撃のチャンスを与えなかった三洋電機のディフェンス力、接点での強さも見事なものであった。後半10分に入替でベンチに下がりながら、マン・オブ・ザ・マッチに選出されたトニー・ブラウンの存在感が特に印象深いゲームであった。