トップリーグ2015-2016 第2節 マッチサマリー(パナソニック 47-27 近鉄)

パナソニック
ワイルドナイツ
パナソニック ワイルドナイツ
47 合計 27
13 前半 20
34 後半 7
5 勝点 0
10 総勝点 5
近鉄
ライナーズ
近鉄ライナーズ
(この他の写真については、関西協会ウェブサイトでご覧いただけます)

パナソニック ワイルドナイツ 47-27 近鉄ライナーズ

トップリーグ2015-2016 第2節 グループA
2015年11月21日(土)14:00キックオフ/京都・西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

開幕試合を勝利した両チームは連勝して優位な位置を確保したい。
日差しが暖かい西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場に7,000人を超えるファンが集まった。
風上から攻めるパナソニックSOバーンズのキックで試合が開始。
開始早々ハイタックルで得たペナルティをパナソニックSOバーンズが左中間40mのPGを確実に成功させ3-0と先制する。16分には近鉄がPGのチャンスをSO重光が右中間42mを成功し3-3と追いつく。
16分に近鉄が再びPGをSO重光が右中間20mを成功し3-6とする。

18分に近鉄が40m付近、SH金からSO重光に渡りCTBデアリエンディが走り切り左隅に初トライ、ゴールキックもSO重光が難しい角度を成功し3-13とリードを広げる。22分にパナソニックが左ラインアウトからモールで攻めCTB林からSOバーンズに渡りFB笹倉からパスを受けたWTB北川が右隅にトライ、GKもSOバーンズが難しい角度を成功させ10-13とする。
28分パナソニックがノットリリースのチャンスをSOバーンズが左中間25mを成功させ13-13と再び追いつく。

32分近鉄がゴール前5mラックからSH金からパスを受けたNO8スピースが走り切りゴールポスト右にトライ、GKもSO重光が成功し13-20とする。
その後、パナソニックも攻め続けるが得点が出来ず、前半が終了。

後半に入ると1分に、激しさを増したパナソニックがHLからCTB林からパスを受けたFB笹倉が相手をかわしゴールポスト左にノーホイッスルトライ、ゴールキックもSOバーンズが成功し20-20と同点とする。
2分に再びパナソニックがSOバーンズのハイパントを受けたCTBピーターセンがキャッチし、パスをもらったWTB北川が走り切り右隅にトライ、ゴールキックもSOバーンズが難しい角度のキックも難なく成功し27-20とする。

14分パナソニックは、フェーズを繰り返しFL劉からのパスを拾い上げたNO8龍コリニアシが10mを走り切り右中間にボーナスポイントとなる4トライを獲得し、GKもSOバーンズが成功、34-20とリードを広げる。
攻撃の手を緩めないパナソニックは、24分にCTBピーターセンがトライ、28分には途中出場の22番パーカーがPGを決め44-20とする。

37分反撃したい近鉄は、左ラインアウトからフェーズを繰り返し、19番村下がすり抜け左中間にトライ、GKもSO重光が成功し44-27とする。
39分にはパナソニック22番パーカーがPKを成功させ、47-27でノーサイド。
お互いの激しいプレーに多くの観客から惜しみない拍手が湧いた。
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)はアタックにディフェンスに存在感を示したパナソニックWTB北川智規選手が選ばれた。


● 記者会見ダイジェスト ●

近鉄ライナーズ

近鉄ライナーズ
前田監督(右)、豊田キャプテン

前田隆介監督

「今日も沢山のお客様の前でラグビーができたことを幸せに思います。大きな声援で支えてくれたことに感謝しています。
後半はタックルミスで規律を乱してゲームを崩してしまった。次には修正して挑んでいきたい。本日は有難うございました」

──新加入2名の南アフリカ選手の評価は?

「ディフェンスにも絡んでくるし、来日して時間が経っていないが素晴らしい選手です。普段からチームに溶け込もうとしてくれているし、私の立場も大変助かっています。選手達も良い勉強になっていると思う」

豊田大樹キャプテン

「第一戦に引き続き沢山のお客様の前でプレーできて嬉しく思います。前半は狙い通リのプレーでしたが、後半はパナソニックに落ち着いたプレーでしっかりアタックをさせてしまった。前半の良かったところは次も出して、後半の悪いところを修正して次に挑みたい」


パナソニック ワイルドナイツ

パナソニック ワイルドナイツ
ディーンズ監督(右)、堀江キャプテン

ロビー・ディーンズ監督

「チームは、特に後半のパフォーマンスは素晴らしかったと思う。
近鉄も激しいプレッシャーを我々にかけてくるラグビーで挑んでくると予測はしていた。前半はペナルティが多かったが、後半は規律を守り修正したことが良かった。逆転して選手達は良く頑張ってくれた。
近鉄も彼らがやろうとしたことができたし、多くのラグビーファンの中で両チームとも素晴らしかったと思う」

──後半のトライは前半の近鉄ディフェンスを見て変えたか?

「後半のトライは、龍コリニアシ選手のラインブレイクからだったが、選手達がプレーのアクションを上げ、選手達が考えて行った。後半はサポートプレーが良かったと思う」

堀江翔太キャプテン

「前半は接戦だったが想定内で誰一人諦めないでいたが、必死な感じがなく、良かったか悪かったは判らないが必死でやろうと言っていた。サントリー戦から次のワンステップを上げるチャレンジをする場面もあったが前半はできなかったが、後半はできて気持ちも修正できて良かった。
次の試合に向けては、反省を生かして次も進歩できるように臨みたい」










マン・オブ・ザ・マッチはパナソニック ワイルドナイツ14番、北川智規選手









RELATED NEWS