第5節プレビュー

トヨタ-神鋼戦に注目、三洋は4連勝狙う

ジャパンラグビー トップリーグは変則日程(第3、4、5節の3週で各チーム2試合)の"最終第5節"が10月15、16の両日、東京・秩父宮ラグビー場ほかで4試合行われ、全12チームが4試合を終える。

注目の一戦はトヨタ自動車ヴェルブリッツ-神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦(16日13時、愛知・瑞穂)だろう。前節の3戦目(対サントリーサンゴリアス)でやっと今季初勝利をつかみ、息を吹き返した神戸製鋼。ナンバー8・クリブ、CTBホラら外国人選手の突破力からチャンスを作ったが、今回も彼らのパワーを存分に生かして連勝を狙う。トヨタ自動車は1週休んで休養十分。2週前の福岡サニックスブルース戦はリーグ最多の82点を挙げる一方、後半3トライを許す甘い守りも。このあたりをどう修正するか。FWの核となるフラベルの試合出場停止処分が解けて、復帰するのは心強い。ともにライバルをたたいて、上昇気流に乗りたいところ。

開幕3連勝と好調な三洋電機ワイルドナイツはサニックスの挑戦(15日14時、秩父宮)を受ける。ここは順調に連勝を伸ばしたいところだが、まだ勝ち星がないサニックスも連敗脱出に必死。15人一体の捨て身のタックルで活路を切り開くか。

このほか、開幕3連敗のセコムラガッツはサントリーサンゴリアス(16日13時、仙台スタジアム)と、クボタスピアーズはNECグリーンロケッツ(16日13時、千葉・柏の葉公園)とそれぞれ対戦する。

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