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ジョーンズ監督(右)、竹本キャプテン
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◎サントリーサンゴリアス
○エディー・ジョーンズGM兼監督
「今シーズンの一番タフなゲームでした。トンガのチームと戦ったみたいです(笑)。とてもフィジカルでしたが、ブレイクダウンでもファイトしてくれて、ボールキャリアもボールをなくさず攻め続けてくれて、選手のパフォーマンスは嬉しく思います。トライを最後に獲られましたが、それだけ近鉄は良いチームだということです。来週は、府中ダービーです。楽しみにしています。東芝さんとはブレイクダウンのコンテストになると思います」
──バック3の配置の意図は?
「今週、この3人がベストの3人だったからです。先週、長友選手が、大きな選手に良いディフェンスをしていましたし、15回もタックルに行っていました。選手をいろいろとミックスできるチームは有利だと思います。有賀選手の靱帯の怪我の間は、今のところ、小野澤選手がFBです。34歳で強く、速く、驚くべき選手です。ラグビーを楽しんでいるのが良いですね。両ウィングも良いプレーをしました。成田選手もすごく強くなり、今日もとても良いプレーをしました」
──近鉄のブレイクダウンは予想どおりか?
「小さい6番を持ってきたので、必ず、ブレイクダウンでコンテストしてくると思っていましたし、7番も良い選手なので、チャレンジしてくると思っていました。負けたところもありましたが、前半のプレッシャーは掛けられたと思います。近鉄さんはディフェンスラインに14人、ブレイクダウンに3,4人かけていたので、そういうディフェンスのチームにはキックが有効と選手には伝えてあり、それができたと思います」
──近鉄の11番の選手(李陽選手・中国代表)の評価は?
「良い選手です。速いし、筋肉もある。日本人だったらと思ったが残念です(笑・ジョーンズ氏は4月から日本代表の次期ヘッドコーチゆえのジョーク)。現在、一番良い中国人選手だと思います」
──後半は、あれだけアタックされたが?
「近鉄さんは、後半、すごく良いアタックをしました。前半は横に流れていましたが、後半に入って、もっとゲインラインを越えるプレーを意図して、オフロードパスをつながれました。サントリーのディフェンスも修正しないといけません。近鉄さんはとても大きな選手がそろっているチームです。後半のメンバーで、トップリーグの経験の少ない小川選手、長谷川選手には良い経験となったでしょう」
○竹本隼太郎キャプテン
「前半の最初からフィジカルで、結構、激しい試合でした。アタックでは7トライ獲れましたし、ディフェンスでは最後に立て続けに2トライ獲られたのは反省点ですが、全体としては良かったと思います。試合中、近鉄さんの応援団が気持ちの良いヤジを飛ばして下さって、関西のチームは応援が温かいなあと感じました」
──どんなヤジか?
「成田、お前、ルール知ってるのか? とか、こちらは集中しているのでニヤリとはしませんけれど(笑)」
──後半は、あれだけアタックされたが?
「近鉄さんは良いアタックをしました。こちらもコミュニケーションをとり、気を抜いたつもりはありません」
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