2011.12.20 [TUE] 協会リリース Twitter Facebook Google+ LINE 7節 マッチサマリー(近鉄 22-43 リコー) 近鉄ライナーズ 22-43 リコーブラックラムズ 【week7/2011年12月18日(日) at 京都・西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場】 前半22分 近鉄左FLラトゥイラ選手のトライ ディフェンスする近鉄FB高キャプテン 落葉の彩りが美しい古都京都で開催となった第7節、近鉄ライナーズ対リコーブラックラムズの対戦は43対22でリコーブラックラムズが4勝目を挙げた。 前半開始早々近鉄FWがモールでリコーのゴール前まで攻め込むが、自らの反則でチャンスをものにできない。逆に前半17分、リコーが敵陣22m右中間のスクラムからSH池田が右サイドへ走りこみ先制のトライを奪う。SO河野が難無くコンバージョンを成功させ7対0とリードする。 22分、近鉄は左LOトンプソンがHL中央ラックから突破し、左FLラトゥイラへのパスが繋がり独走トライ。SO重光がコンバージョンを成功させ7対7と振り出しに戻す。 その後、お互いが相手陣内へ攻め込むがトライまで結びつけることができない。29分リコーが相手の反則を誘い、敵陣22m付近からPGを成功させると、34分敵陣22m左中間ラックからSO河野がパスを受けて中央を突破し、トライを奪う。SO河野のコンバージョンで7対17と点差を広げた。 前半は近鉄FWの攻撃が見られ、そのまま試合の流れを握るかに思えた。一方相手ミスから攻撃に転じたいリコーは、左CTBノヌーを基点とした攻撃をどう展開するのか。後半戦も目が放せない。 後半は早々に近鉄の立て直しがチャンスを作る。後半2分、敵陣22m中央からSO重光がPGを決め10対17にすると、5分に敵陣22m中央ラックから左へSO重光、No.8タウファ、左LOトンプソンとボールを繋ぎトライ。9分にはキャプテンFB高がトライを奪い、SO重光がコンバージョンも成功させ22対17と逆転に成功する。 このまま近鉄が一気に突き放すかと思われたが、14分リコー右WTBキニキニラウが敵陣22mL右中間から相手ディフェンスを振り切りトライを決めると、残りの後半はリコーの一方的なペースへと変わってしまった。 その後、リコーは3トライ3PGを決め、22対43で勝利を収めた。 本日のマン・オブ・ザ・マッチは2トライ、5G、1PGを決めたリコーSO河野が選ばれた。 リコー左WTBキニキニラウ選手の独走トライ 前田監督(右)、高キャプテン ◎近鉄ライナーズ ○前田隆介監督 「ファンの方には京都までお越しいただき有り難うございます。前半からペナルティーが多く、責める時間も少なくてミスで自滅した形です。タックルミスも多かったです。次回は前半節最後の試合なので、しっかりとした試合をしたいです」 ○高 忠伸キャプテン「イージーなミスが多く、トライを取りきれなかった所があり、反省の多い試合でした」 ──前半モールで攻め込む場面があったが、後半も続けられなかったのか。 ○前田監督 「最後まで攻め切れなかったです」 ──今後の試合については? ○前田監督 「一戦一戦チャレンジャーの気持ちで戦っているので、次のサニックス戦でも同じ気持ちで戦います」 後半30分 SO河野選手のトライ マン・オブ・ザ・マッチはリコーSO河野選手 山品監督(左)、滝澤キャプテン ◎リコーブラックラムズ ○山品博嗣監督「まずは、来場していただいたお客様に御礼申し上げます。この試合の勝者が上位へ食い込んでいけるものと思い22人が各自の責任を果たそうという気持ちで戦いました」 ○滝澤佳之キャプテン 「後半の立ち上がりにプレーを修正できてよかったです」 ──ノヌー選手の起用方法として今後もスターティングで起用するのか。 ○山品監督 「対戦相手にもよるが、同じスタイルで戦うと思います」 ──運動量が相手より勝っているように思えましたが、選手のコンディションは良いのか。 ○山品監督 「春からのフィジカル・フィットネスをしっかりと行ってきたので、うまく機能しました」 ──インサイド突破が多かったが、近鉄のディフェンスを研究していたのか。 ○山品監督 「用意していたプレーで、うまくゲームメイクができました。今季は昨年の上位4チームに勝つことを狙っているので、来週のパナソニック戦に向けてもしっかり準備をしていきたいです」 エスコートキッズ ShakeHands 募金活動 ラグビー体験教室 ラグビー体験教室