トップリーグ 2017-2018 第9節 レポート(東芝 34-20 宗像サニックス)
ジャパンラグビー トップリーグ 2017-2018 第9節
2017年10月21日(土)11:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
東芝ブレイブルーパス 34-20 宗像サニックスブルース
宗像サニックスブルース
藤井雄一郎 部長兼監督
「選手たちは一生懸命プレーしましたが、小さな反則があったりして試合後半は得点できませんでした。(ウィンドウマンスの)11月はしっかりやっていきます」
──試合後半ノートライに終わった理由は?
「スクラムで反則を取られ、雨でグラウンドがスリップしやすかったことなどがありますが、敵陣でプレーできなかったためです」
──シーズン前半を振り返って良かったことは?
「チームでしっかり取り組んだ結果、規律面で良くなりました。チームの内容としてはもう少しのところまで来ています。キャプテンも1年目なので、もう1勝させたい」
新井信善キャプテン
「試合後半は敵陣でやりたかったが、相手の上手さもあってできませんでした。悔しいです」
──シーズン前半を振り返って良かったことは?
「シーズン前半の結果は、一年目キャプテンの責任であると思っています。シーズン後半は、しっかり組み立てていきます」
東芝ブレイブルーパス
瀬川智広監督
「今日はシーズン前半の最終戦のため、しっかり勝って勝ち点5ポイントをとって終わろうというのがテーマでした。試合としては、簡単な失点や得点できるチャンスでミスが出るなど、まだまだ修正できる部分があると思っています。このブレーク期間を利用して、シーズン後半にあたるヤマハ(12月3日)にターゲットを絞っていい準備をしていきます」
──雨の中での試合でしたが?
「今シーズンは、今まで9試合中7試合が雨の中でしたので、特別なものを準備するというよりは普段通りやろう、相手は飛び出してくるディフェンスでしたのでエリアを大事にしながら試合をしていこう、と考えました」
──雨の試合が多い時の準備の仕方や工夫は?
「最近の天気予報の精度は高いので、週末が良い天気か雨かということがわかると、相手チームのディフェンスの傾向や特徴、我々のできることを考え、使いやすいオプションを絞り込んでトレーニングしています。最近は雨が多いので特別にボールを濡らさなくても、普段通り練習すれば、そのまま(雨の試合の)トレーニングになります。選手たちはロッカールームに入ってきて雨でもナーバスになることなく普通にグラウンドに出て、落ち着いてそれぞれのプレーをしてくれています」
──藤原選手に求めているものは?
「藤原選手は、今季2人しか入社していないルーキーの一人ですが、新人らしくいつも全力でプレーしており、そのような姿勢はチームへ新しい風を吹かせています。彼は運動量が多く、東芝のSHの中ではディフェンスも強い選手です。彼には、運動量とディフェンスで自分の持ち味を出すことを伝えて(試合に)送り出しています。彼は、前回のNTTドコモ戦で非常に良いプレーをしたので、そのまま変えることなく今回も先発で起用しました」
──オフ期間はどのように?
「トップチームに入る気持ちを持っています。ヤマハに勝たないといけないし、勝つことが絶対条件ですので、ヤマハ戦にフォーカスしていきます」
リチャード・カフイ キャプテン
「5ポイントとれて嬉しく思っています。試合前半に簡単に得点を与えてしまったようなシーンがあったのが残念です。特にアタックの部分は、この3週間で向上してきたため5ポイントがとれたと思っています。ディフェンスに関しては相手にあまりチャンスを与えずに、相手が上手くできた部分は自分たちのミスによるものと考えています」
──オフ期間はどのように?
「まずオフ明けはヤマハ戦です。このオフで何か特別にやり方を変えるのではなく、東芝らしくプレーできるところを向上し、スタンディングラグビーをより強くしたい。そのためには色々なところにフォーカスしないといけない。ヤマハのセットピースはいいので、そこでも勝たなくてはいけません。ここからトップ2にも入れると思っていますので、非常に楽しみにしています。そのためにもファイナルの気持ちできちっと準備したい」