トップリーグ 2017-2018 第7節 レポート(サントリー 45-0 宗像サニックス)
ジャパンラグビー トップリーグ 2017-2018 第7節
2017年10月7日(土)11:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
サントリーサンゴリアス 45-0 宗像サニックスブルース
宗像サニックスブルース
藤井雄一郎監督
「チームでケガ人が多く、また、今日のSHは急造のSHで臨まざるを得ませんでした。選手はよくやったと思いますが、トライを取れれば良かったと思います。サントリーはトップリーグ王者のチームであり、王者に対する試合となったのですが、サニックスとしてできたところとできなかったところがはっきり出てしまいました。次の試合への課題としたいと思います」
──今日の試合では前半からサニックスの反則が多く、相手チームに得点をとられるという、先週の試合と同じようなパターンとなってしまいましたが‥‥?
「ディシプリンをしっかりした守りをするように言っていますが、前に出た守りのところでイエローカードを取られてしまいました。しかし、あれくらいの前に出る気持ちがなくてはいけないと思いますので、監督としては、ああいったプレーについてはダメだとは言いません」
──今日の試合ではトップチームのサントリーとの差を感じましたか?
「サントリーには日本代表選手もたくさんいる一方、サニックスには代表選手はほとんどいません。この意味ではエリートのチームに対してエリートでないサニックスという、“文章上の差”はあるとは思います」
新井信善キャプテン
「今日の試合ではトップリーグ王者へのチャレンジで、サニックスとしては全部出し切った結果の負けとなりましたが、負けたことには悔いはありません」
──プレー中、新井キャプテンは大きな声をよく出してチームをリードしていましたが、チームとしては攻めきれませんでしたが?
「僕はキャプテンとしては体を張ったプレーをして声を出して行くしかありませんが、声をよく出してしっかりチームを引っ張って行こうと思いました。早い段階に(注:前半20分と22分)イエローカードを出されてしまいましたが、チームとしてもう少し落ち着いてプレーできたらよかったと思います」
サントリーサンゴリアス
沢木敬介監督
「前半から、トレーニングでやって来たことを試合で出すこと、クオリティを高めたプレーをするように臨みましたが、後半にようやくラインアウト、セットプレー、ブレイクダウンで改善することができました。次節以降のトヨタ戦、パナソニック戦では最初からしっかり戦えるようにやりたいと思います」
──後半、SHを日和佐選手に入替えたのはいつもより少し早かったような気がしますが?
「プレータイムを考えての時間コントロールの結果です。ただ、今日は、(横目で流選手を見て)流選手のキックミスのプレーがきっかけになり、あのタイミングになりましたが‥‥」
──今日、マン・オブ・ザ・マッチをとった松井千士選手については?
「(松井の活躍は)想定内です」
流大キャプテン
「今日は、試合前まで降っていた雨で芝がかなりスリッピーでしたし、また、レフリーが外国人(注:スコットランド協会 アレン レフリー)でしたので、すこし、やりにくいところがありました。相手チームの得点を0に抑え、勝ち点5をとれたことは良かったと思います。しかし、チームとしての中味のプレーはまだまだです。僕自身のプレーもよくなかったと思います。次の試合までに、しっかり練習をして修正して臨みたいと思います」
──今日の外国人レフリーがやりにくかったと言いましたが?
「いつも、試合前にレフリーが決まった後にレフリングの癖などを研究しています。しかし、今日のレフリーについては、どのようなレフリーなのかについてまったく情報がなく、また、今日のレフリングもいつもの日本のレフリーと少し違うところがありました。私たちのレフリーとのコミュニケーションもよくできていませんでした。
次節以降の試合に備えては、プレッシャーがきついところでもどういったプレーができるかが課題になると思います。次節のトヨタ戦、その次のパナソニック戦ではしっかり戦いたいと思います」