トップリーグ 2017-2018 第5節 レポート(東芝 25-32 神戸製鋼)
ジャパンラグビー トップリーグ 2017-2018 第5節
2017年9月22日(金)19:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
東芝ブレイブルーパス 25-32 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
東芝ブレイブルーパス
瀬川智広監督
(会見場への到着の遅れについて)「試合に関する確認が終わった後に行いたかったのですが、ダメとのことでした。(TMOでトライとなった神戸製鋼のトライシーンについて)我々が撮った映像では、明らかに相手のスローフォワードでしたが、まだ確信が持てないので、記者さんたちがお待ちなのは承知していましたが、後にしてほしいと協会にお願いしたところです。文書をもって話を、と言われています」
──前回の試合からは?
「秩父宮はホームということで、この試合に賭けていましたが、最後は神戸さんに自分たちのラグビーをさせてもらえませんでした」
──22mに入って失速してしまったのは?
「ゲームの流れが変わってしまったと思います」
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
ジム・マッケイ ヘッドコーチ
「良い試合でした。東芝さんも良いプレッシャーを掛けてきたし、キャプテンが良い働きをしてくれて、最後は競り合った試合になりましたが、この結果には満足しています」
──キャプテンがマン・オブ・ザ・マッチだが?
「昨年の試合は見ていないのですが、コンスタントなパフォーマンスを続けてくれています。クラブのフィールド内外で良いアティチュードを見せてくれています。彼に限らず、リーダーグループが良くやってくれています」
──5試合やって、想定どおりか?
「間違いなく、成長しなくてはいけないというのはあります。最初の数試合は一部コンスタントではなかったし、追う展開で出せなかったこともありました」
──次の試合は?
「まず、今日の結果を楽しんで、月曜日から、ヤマハ戦に向けて良い準備をして闘いたいと思います」
前川鐘平キャプテン
「まあ、ここ数試合、追う展開で、厳しい試合となっています。しかし、それは想定できていたので、フィジカルバトルでしっかり戦えたのが、成果だと思います。敵陣でしっかりモールを組めたのは、チームの成長を感じています」
──負けている時も自信はあったのか?
「トライの獲られ方も、僕たちのディフェンスを崩されたわけでなく、アンラッキーな面もありましたから、まず、敵陣に入ろうと、一人一人の役割を履行して行って、勝つことができたと思います」
──改めて、マン・オブ・ザ・マッチの感想は?
「マン・オブ・ザ・マッチは、いただきましたが、自分のパフォーマンスはあまり良くなかったです」
──アシュリー・クーパー選手の試合以外での影響は?
「コミュニケーション能力が抜群です。ロッカーでも、一人ずつ握手してくれます。練習中も、色々なアドバイスをしてくれます。フルバックから、陣地を取るための声もかけてくれます」
──ジャック・フーリー選手との違いは?
「フーリーも似ていました。コミュニケーションの取り方が上手で、フィールド内外で良い雰囲気をもたらしてくれました。そこがワールドクラスの基準なんだと思います」
──ベッカー選手の欠場は?
「東芝さんは大きいので、ラインアウトの獲得が課題と想定していました。サインを工夫して、伊藤鐘史さんがリードしてくれました」
──トライを決めたシーンは?
「あと、残り20分、そこから東芝さんとどう戦うか想定してきました。そこから神戸もギアを変えようとしていました」
──次の試合(対ヤマハ発動機ジュビロ)は?
「強敵であることは、十分わかっています。負けるつもりはありません」