トップリーグ 2017-2018 第1節 レポート（クボタ 21-45 パナソニック）

ジャパンラグビー トップリーグ 2017-2018　第1節
2017年8月19日（土）19:30キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
クボタスピアーズ 21-45 パナソニック ワイルドナイツ

クボタスピアーズ

フラン・ルディケ ヘッドコーチ

「こんばんは（と、日本語で。以下英語で）。前半は腕相撲のようにチャレンジして多くのチャンスがありました。後半の始まりはとても大事でしたが、パナソニックさんのスコッドはギアを上げてきて、こちらは自陣に釘付けにされて、そこからトライを獲られました。このゲームから学ぶことは多くあります。パナソニックさんは日本のラグビー界をこの5〜6年リードするチームです。もちろん、3トライを頑張って獲ったのは素晴らしいです。いくつか、厳しい時間帯もありましたが、チームも私たちも大変ワクワクしていますし、これから、もっと良い準備をして進んでいきたいと思います」

──雷の影響で1時間キックオフが遅れたが？

「上手く対応できました。協会からもコミュニケーションをとってくれました。選手たちも、その情報を得て、プロフェッショナルとしての対応をしました」

──パナソニックに後半、離された訳は？

「自陣から出られず、リスタートのところで2回スコアするチャンスがありましたが、逃してしまい、そこが力の差ではないかと感じました」

立川理道キャプテン

「すごくタフな試合でした。前半は競った試合ができましたが、パナソニックさんはちょっと隙を見せたら、大変な時間帯になり、受けてしまいました。この反省をこれからのトップリーグに生かしていきたいと思います」

──雷の影響で1時間キックオフが遅れたが？

「選手としても、1時間遅れるということで、ウォームアップも良いウォームアップをしないといけないと臨みました。前半はそれが生きたと思います。何もなく試合に入れました」

──パナソニックに後半、離されました。

「前半からいろんな局面で自分たちはプレッシャーを掛けられました。向こうはゲーム中に修正してきて、一気にコミュニケーションをとってアタックしてきました」

──点差が開いた時のハドルでは？

「とにかく、次のプレーは皆が同じページを見て修正していこうと話して、意思統一を図っていました」

パナソニックワイルドナイツ

ロビー・ディーンズ監督

「まずは、パナソニックとしては、とても良いスタートが切れたと思います。去年より良い雰囲気でスタートできたと思います。今週はチーム全体でサポートし合って、良い準備ができました。それが、リザーブの良いパフォーマンスに表れたと思います。今日はもしかしたら試合がなくなるかもしれない状況で、そうなるとお互い9連戦になってしまうところでした」

──ベテランが良かったり、新人が活躍したりだったが？

「まさにおっしゃる通り、証明できたと思います。チームが成長しているところは嬉しいです。森谷がピック&ゴーのトライを挙げたり、テリトリーを取って、ノーバウンドで処理したり、今日デビューした4人の選手のパフォーマンスには満足しています。松田力也のパフォーマンスは目立っていたし、真っ直ぐ縦に切れ込むプレーなど優れたデビューをしてくれました。ディフェンスでも、相手を倒し切るスクエアなラグビーをしてくれました。イオアネもインパクトがありました。月曜にチームに合流して、雨模様の中、こういうプレーをしてくれました。もう一人、ベリック・バーンズもワイルドナイツとして50試合目で、優れたリードをしてくれました。トップリーグのブロック初戦で勝ったのは喜ばしいです。クボタさんもチャレンジしてくれて、厳しい局面を見せてくれました。これから、厳しい戦いが続くので、良い準備をしていきたいと思います」

布巻峻介キャプテン

「今日の試合はファンの皆様も結構な人数が残っていてくださって、身体も気持ちも難しかったが、選手たちが良く対応してくれました。去年は負けてスタートして、今年は勝ったので良いスタートだと思います。まだ、これからがあるので、しっかり準備をしていこうと思います」

──雷の影響で1時間キックオフが遅れたが？

「僕らは試合をするというマインドで来たので、時間が遅くなっても声を掛けたのはいつもどおりでした。こんな環境でも、チームになろうとアップマインドできました。1時間延びたと分かった時点で、気持ちをオフにしてテープを外したり、寝転んだり、そこは経験あるチームでした」